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地球の裏側の裏側は表
Sun.26.Dec.2010 @La Paz, Bolivia


 ラパスのストリートには物乞いが多い。インドのように職業物乞がいるのかと思う程いっぱいいる。なぜなら、ここボリビアは南米最貧国(世界でも最貧国の部類)であるということに由来する。
 しかし、この国には何もない訳ではなく、れっきとした産油国であり、ウユニ塩湖には推定540万トンのリチウム(世界埋蔵量の半分以上)が眠っていると見られるが、ボリビアにはその貴重資源を開発発展する技術も、資本もないので、外貨を容易に獲得出来る状態にないのが現状。
 加えて政治不安も起こり易く、過去百回以上クーデターが起きているという。(wiki出典)
 なので、他の南米諸国が資源を背景に成長し、発言力を強めようとも、この国は昔から今のままであり、今でも昔のままなのである。


 この街を出る2日前から「国内ガソリン貯蔵量が少なくなり、ガソリン価格が大幅に引き上げられる。また、長距離バスも運休になる可能性がある。」との情報が入った。オイオイオイ、産油国だろ、この国は。なんでそうなる??
 まぁウワサだろ、なんて楽観視するおっさんを尻目に、翌日にはパラグアイへと歩を進める予定だった旅人が「バス運休になりました・・・」とガックリと肩を落として早朝のバスターミナルから宿にトンボ帰りしてきた。。。マジかよ。


 おっさんも、自分のバスが予定通り運行されるのか確かめると、運行する事はするのだが、コチラもガソリン価格高騰の為、定価の110ボリに100ボリ追加(100ボリ≒1.170円)で走るらしい。。。1日で定価のほぼ倍額になるって、どういうシステムだよ。
 仕方ない。そこに混乱便乗料金が乗っかっていても、進むしかない。こんなところでスタック喰らう訳にはいかないのだ。
 しかし、その金額が「仕方ない」で払える我々外国人はいいが、一家が1日10USD以下で生活するこの国の人たちはどうなる?払えない人も大多数いるだろう。ってか殆どがそうだろうに。


 そんな、いきなり倍額決定を前日に出してしまう政府。そりゃ政情不安も起こるわ。
 まぁ値上げまでに猶予があれば国民はストックに邁進し、只でさえ物資不足と思われる街から物がなくなってしまうかもしれないが。


ガソリン価格高騰によりバス運休が運休。出発を待ち、ターミナルで何日も過ごす人々。
 なぜガソリン価格が急高騰したかというと、ボリビア政府はこれまで6-7年間、毎年3.8億USDもの大金をかけて、国内の燃料供給に対して継続的に補助金を出していたが、エボ・モラレス大統領は急遽それを廃止するという決断を下したのである。副大統領曰く、補助金のうち年間1.5億USD程度が、密輸業者やペルー、チリ、アルゼンチン、ブラジルなど周辺諸国の消費者の手に渡っており、最も補助金を必要としているボリビア国民の貧困層に届いていないという理由である。
 それは御尤もであるが、とはいえ今回の決断によって国内燃料価格は最大で83%も上昇している。首都ラパスのガソリンスタンドは、即座にガソリン価格を50%値上げしたにも関わらず、一般市民の車の殺到でごった返しを見せているし、当然ガソリンなしには生計を立てられない運輸業者や、事態を重く見た教員の労働組合は、無期限ストライキに突入している。

 貧しいながらも、変わらずに生活しているように見えた国。しかし、それは逞しく生きる人々とは逆に、繊細な歯車の上で営まれている生活であり、歯車が一つ狂えば、そのバランスはたちどころに崩れてしまうのが現実であった。
 これは世界の裏側で起こっていることであり、日本ではニュースにもなってないかも知れないけど、日本だってその危ういバランスの上に立っているし、それが崩れた時には、ボリビア以上の混乱に飲み込まれるリスクがある事を、忘れてはいけない。


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