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14.September.2010

Tue.14.Sep.2010 @Cairo, Egypt



 安宿を出発。

 この旅最後の宿泊でも、一夜にしてキッチリ20箇所程度、蚊やダニに生血をプレゼント。どこのドミに泊まってもおっさんだけ無数に刺され、他の誰もが無傷なのは毎回のこと。
 ちなみに蚊は人間から輩出される二酸化炭素を頼りに近寄ってくるらしい。ということは、おっさんは人より二酸化炭素排出量が多いということになり、そこから導き出されるは、人よりとてもアンエコロジーで、どうしようもない人間だということである。 

 そう、どうしようもないのである。


 代表心を忘れずに帰路へ。

 旅をしていると、時々自分がどうしようもなく生産性のない人間に思えてくる。「今自分は人の役に立ってますか?」と。
 バスに揺られている時、ぼんやり通りを行き交う人を見ている時。今その場での自分自身の存在価値など何もなく、ただただ旅先で人の世話になっているだけの状態と感じるとき。自分が誰かの役に立っているとは到底思えず、暗澹たる気持ちになることがある。

 そりゃみんなそれぞれ、何処にいても何処まで行っても最小単位である「自分」を最低限つくろって生きているわけで、そう思えば旅をして自分を潤している行為は生産性がないわけでもない。
 というのは、その最小単位の幸せを追いかける本能は、自己満足といえばネガティヴな響きになってしまうけど、良く言い換えれば、己の幸せ・自己実現という言葉と表裏一体であるように思えなくもないし、その個人の幸せという集合体が社会の全体の幸せ形作っていくのであり(勿論そこには「公共の福祉の中で」という共通理解がなければ、ただのセルフィッシュ社会となってしまうのは言うに及ばずだけど)、その個人と社会全体のイコール関係の中で今自分を潤していることも人の為になっているのかな、なんて自分を正当化したところで結局自分は誰の役にも立ってない事実には変わりはないわけで、でも、せめてもの自分の中での言い訳として・・・などと自分ではどうしようもない思考のスパイラルに陥ってしまう。。。

 そして結局はどうしようもない自分だけが残ってしまう。どこまでいっても心はどこにも行けず。そこからは逃れられない。。。


 ラストフライト。いよいよアフリカの大地ともお別れです。


 さよなら。。。



 学生の時。「W杯を全試合テレビ観戦する」という思いと共に長期留学から帰路に着きました。そこには自分自身に対する評価とか、その後のビジョンということに関しては大きな隙と甘さがあったことは否めません。 
 前回の旅。アメリカ・中米を渡り、ヨーロッパから韓国まで抜けて、そこから船で帰国する気でいました。しかし実際には、中国沿岸部と韓国はスルーして空路ベトナムから帰国。その時は「これで十分」という気持ちと共にあったから、予定よりも手前で帰路についても、旅が終わるとか、やり残した感といった気持ちはありませんでした。
 今回は若干異なる感情です。正直旅はこのまま続けたいけど、それ以上に大切にしたい事が日本にはあります。だから、帰国するにあたってやり残した感や悲しい気持ちはありません。
  そこにはいつもと同じく前のめりな気持ちだけがあります。

 今回も色々な人に支えられ無事に旅を楽しむことが出来ました。どうしようもないこのおっさんグダグダブログを覗いてくれた人たち、日本からアドバイスやこのブログにコメントをくれた人たち、心配してくれた人たち、旅先で出会った仲間たち、、、本当にありがとうございました!




「旅をしました。」その想い出だけを胸に年をとりたくない。年をとてっも加齢臭しか身につけられなかった人間にはなりたくない。

 想い出とは机の引き出しの奥に忘れ去られた記憶の断片であり、経験とは机上に並べられたその人の行動そのものなんだと思います。

 自分から逃れることなんて出来るわけない。アフリカにいようが、南米にいようが、どこまでいっても心は自由になれず。全ては自分次第。
 だから自由なんだと感じます。

 

 


 

| Egypt | 15:48 | comments(1) | trackbacks(0) |
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コメント
ひそかに拝見してました〜。旅人気分を味わわせてもらいましたよ。ありがとう。
| ゆかり | 2010/09/15 9:58 PM |
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