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ルワンダにて

Wed.04.August.2010 @Kigali・Gikongoro, Rwanda

 ブルンジからルワンダへ入国。
 16年前に起こった大虐殺事件とそれに纏わる映像でしか見たことのない国、ルワンダ。それ以外になんのイメージも持たずに国境を越えていく。



 幾つかの赤茶色の丘があり、そこに粗末な建物が張り付く。映画「ルワンダの涙」で見たキガリの街は確かに、そこにあった。


 しかし、映画の中には小さく粗末な家だけであったが、実際のキガリ中心部には大きなビルが立ち並び、24時間複合ショッピングセンターが営業し、メインロータリーには大きなテレビ画面まで設置され、キレイに着飾り香水の香り漂う人々が行きかう超モダンな街だった。


 そんな想像と実際のギャップに驚きながら入ったレストラン。そこではおじさんたちが映画「スチュワート・リトル」を指さして笑顔だったりと、萌えに萌えながら鑑賞していた。そういえば、日本のどこかでテレビに映るリスに萌えまっくていたおじさんがいた気がする。。。



 活気溢れるバスステーションに阪神タイガースを発見!故郷の阪神バカやオーストラリアの阪神娘を思い出してみる。



 大統領選挙が近いようで、街には現職大統領応援グッズが溢れていた。大統領の顔がプリントされているTシャツを着た人も多く見かけた。しかし、対抗候補者のグッズは見ることがなかった。


 ここでもオイルは生活物価に対して高め。東アフリカ全体的に高い印象。(レギュラーガソリン939RWF≒134円)

 

  ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


 ギゴンゴロにある虐殺記念館。ここには実際に犠牲となった人々のミイラが数百体保存されている。

 虐殺では多くの女性や子供も容赦なく犠牲となった。
 なぜなら、子供たちはその民族の未来であり、女性はそのDNAを産み落とす存在である。
 そして、虐殺という行為はその民族を根絶やすことである。

 ミイラとなった殆どの子供たちの頭部には容赦なくナタやオノで叩き割られた痕が残る。心臓を一突きされた女性や、指を無残に切り落とされてから殺された子供のミイラや、叫び顔のまま息絶えたミイラ。
 彼らが無言のまま、余りにもリアルなその姿だけで語りかける殺戮の惨状を前にすると、これ以上ない無力感とただただ残念で深い悲しみに襲われる。

 ガイドをしてくれた係員に聞いてみる。このような事件の起こった民族間に果たして友好関係は築けるのか、と。
 彼は答えた「確かに親兄弟を殺された者が、その殺人者たちを許すことは難しいでしょう。しかし、我々は政府を中心に決めました。復讐は復讐を招き終わりのない戦いとなる。そうならないために、お互いを憎むのを止め、未来を向いていこうと。」
 確かにそうである。全くもって正論である。しかし、これだけの惨いことをされたうえ、その鬼と化した殺人者たちがこの地で生きているという事実を、果たして虐殺の対象となったツチ族は受け入れられるのだろうか。また、どんな気持ちでいるのだろうか。
 おっさんのつたない英語もあって、彼からはオフィシャルなコメント以外は聞くことができなかった。

 明るい未来に目を向けることが今一番必要なことであることは痛いほどわかる。しかしその為に乗り越えなければいけない過去は、余りにも無残で大きな傷であるように思えて仕方がない。

 ライオンは生きるために狩をし獲物を殺す。では虐殺とは何か。そこに生きる為の必然性はあるのか。
 おっさんがその必然性を見つけることができないのは、食料にも困らない、ほぼ単一民族の豊かな国に育ったおかげという理由だけであろうか。いや、今のところそうは思えない。だからこそ、同じ人間が犯した「そこまでできるのか」という行為に対してどうしようもない無力感とやるせない気持ちにさらされる。「なぜ?」という言葉と共に。
 ただ一方で、日々のどうしようもない閉塞感やフラストレーションというものは、ある日何かのきっかけで爆発し、人間の所業とは思えぬ行為に人々を駆り立てる動機になり得ることは、理解できる。



 こちらはキガリにある虐殺記念館。
 ツチ族の男と結婚し子供をもうけたということで、虐殺を行った側であるフツ族の女性も罰としてレイプされたり、自らの子供を殺すよう命令された事実も。また、HIV+の男にレイプされたことで、生き残った今も心身ともに傷ついている人がいること、そして少なくとも500,000人がレイプされたこと等が説明されている。


 映画「ホテルルワンダ」の舞台となった場所。普通の高級ホテルとなっている。

| Rwanda | 23:53 | comments(3) | trackbacks(0) |
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コメント
ちょっとだけだったけどhiroさんとお話できて楽しかったです!!
また必ず日本で会いましょう。

ブログリンク早速貼らせてもらいマース。

ではでは、お気をつけて。
| ERICO | 2010/08/12 10:37 PM |
あんたは本とにどこまでもだね・・・。海外での事故や誘拐事件を聞くたびにちょっと心配になるよ。今私は道東でなぜか蒸し暑い夏休みを過ごしてます。
 くれぐれも、お体大切に。
なんて、おばさんくさいから・・・。
 早く帰っておいでーーー!! 
日本は今百歳以上の行方不明者が続出で大変なんだから!!
帰ってきて探しなさい!    てか、あんたが行方不明??
| 真美姫 | 2010/08/13 5:15 PM |
ヒロさん! すごい写真がでますよね! いつもハガキ送ってくれてるありがとうね!くる時はすごく楽しみに読んでます。ちょっと字が読みにくいかな。でも髪長いさんが読んでくれますから何となく大丈夫です。

もう1つは。。。あたしの写真がけっこう小さくなりましたので家に泊まる事は難しいかな。。。

Hey HIRO!!!! Those are some awesome pics and thanks for always sending the postcards. When they get here I am really excited to read them, although they are a bit difficult to read. Mr. Long Hair reads them to me so I manage somehow.

One more thing, I noticed my picture has become extremely tiny. This makes it a bit difficult for you to stay at our place again....
| The Teacher Who Gets A Headache Five Times a Week | 2010/08/18 9:08 PM |
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