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ソウェットで考える

 Thu.1.July.2010 @Soweto Johannesburg

 今日はサッカーもないので、一緒に応援したサポ達9人でヨハネスブルグのタウンシップ「ソウェット」へとデイトリップ。まぁオフ・ザ・ボールの動きって大切ですよね。


 まずは滞在先近くのイーストゲートモールからミニバスに乗って悪名高きダウンタウンのミニバスセンター(各地区へ行くニバスが集まる)へと行き、そこでソウェット行きのミニバスを探すことにする。

 が、、、ダウンタウンに近づくにつれ鼻水たらした小学生でも解るくらい、あきらかにバイオレンスな雰囲気が充満していく。。。
 今まで歩いていた中心地やスタジアム周辺はセキュリティーが溢れていたけど、ダウンタウンの奥地へと進んでいくこの車窓から「も〜いいーかい?」と両手を口に当ておもっくそ叫んだところで、彼らから「まぁーだダヨ♪」の楽しげ声が出てくる気配はまるでない。



 ひとしきり坂を上り、大きな通りを左に曲がると、左右に露店や各地区から到着したミニバス、車の合間を縫って歩く人、人、人々(そこのどこにも黒人以外は見当たらず、)がひしめき一気にカオスと化す。緊張のあまり口腔内をカラカラにして外を眺めていると、「終点だよ」とドライバーがいたってフツーに一言ポロリ。

 そこからミニバスセンターまで徒歩5分。たかが5分といえど、ここがまさに旅人が高確率で被害に会うというヨハネスブルグの本丸でありデンジャラスタイム。
 引率者なしの集団下校のように、みんなで離れず、お互いにその場から消えていないかを確認しながらの移動をし、さらにミニバスセンターでソウェット行きを探すが、目的のバスはなかなか見つからず。。。時間の経過と共に周囲の視線がグサリグサリと刺さる厳しい時間帯を過ごす日本代表(どこがだ?)。
 ただでさえ目立つ東洋人が団体でいるのも自ら危険を招いているようで、これ以上この場にステイすることは無理と判断し、その場でミニバス交渉で一人20R(約250円)でソウェットまで一台チャーターしてしまう(フツーに乗れば7R/人)。

 南アにきてここまで周囲に目を配り、緊張した時間は初めてだった。
 今までとは明らかに違う雰囲気と気配だった。
 我々観光客が訪れる場所はかなりの数セキュリティが目を光らせていて(セキュリティが集団でたむろってダベってる場合が殆どだけど)、実際に犯罪被害に遭っている人がいるものの、どこか緊張感は薄らいでいた。
 「ちょっと気が緩んできてたかな」。カオスから遠ざかるミニバス内で、ふんどしを締め直すが如くパンツをおもっくそズリ上げて喰い込ませてみる。


  ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆




 ド緊張地帯を抜け30分程走った後、「Welcom to Soweto」の看板が出現。貧困地域と言われる場所にいよいよ潜入。


 まずは、ソウェットを案内してくれる女性と落ち合うことになっているマンデラハウスを目指す。
 ミニバスは左に曲がって坂道を少し上がった場所で停まった。
 .....ここデスカ・・・。なんですかコレ?
 マンデラハウス前に降り立った瞬間全員アゴが外れてインポになった。
 ミニバス乗り場のド緊張感の後に待ち受けていたのは弛緩しきった「モロ観光地」。
 快適そうな観光バスが乗り入れ、白人が寒いのに半袖でアイスをペロペロ。カフェテリアではコーヒー片手にどうでもいい恋話をペラペラと花咲かせる金髪サングラス。どっかの遊園地となんも変わらん風景。

 別にソウェットの悲惨な生活を期待していたわけではないけど、ここまで観光地化した場所だとは想像していなかったし、何より3,4千円払ってココを訪れるツアーに参加している人達は暴動モンだろうね。


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 そこからソウェット内に住む家族宅に潜入。なにやらパーティ中のようで皆さん上機嫌で「私の写真を撮れ!」とせがんでくる。しかし、いい家住んでるなぁ。
 正直、ミニバスから見たソウェトの町並みよりも、都市間バスの車窓から見かける他都市郊外の貧困地域の方が今にも崩れそうな家に住んでいるように思えるが、、、でも、実際にそこに住む人のお宅訪問をさせてもらって、なかなかいい経験ですな。


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 ダウンタウンでは本当にド緊張したけど、「まぁ9人いるから大ジョブでしょ。」なんて人数が多いことで危険性は少ないと、どこか楽観視していた部分もあった。
 しかし、後日外務省情報で「ダウンタウンで9人の日本人グループが20人に襲われたので注意してください!」と聞いた時は正直大きいのを漏らしてしまった。



南アフリカの犯罪発生状況
('05年4月〜'06年3月の調べ〜地球の歩き方08-09より抜粋〜)

住居侵入   26万2535件
殺人      1万8545件
殺人未遂    2万0553件
レイプ゚、未遂 5万4926件
武装強盗   11万9726件

 南アフリカの人口が4790万人だから、延べ人数にしてなんと国民0.9人に一人が重大犯罪被害にあっているという計算に。。。

 当時よりは市内の警備体制も強化されていると思われる昨今。しかし、上記の数字も届けられている数であって、未届けのモノも十倍とは言わなくても、かなりの数があると思われる。
 延べ人数にして約46万人が重大犯罪の被害に遭う・・・ボーぜんとします。
 しかも、レイプ、未遂が5万件超えって....!!いくら「コンドーム着けましょう!」と声高に叫んだところで、HIV感染拡大は食い止められないのか。。。。

 

しかし、日本での南アに対する治安報道は煽り過ぎの感は否めないが、実際に犯罪多発都市なのは事実で、もう一度気を引き締めなおさなければと痛感した。

| South Africa | 19:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
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