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マンセーーー!!
 Tue.8.May.2007


 「歌って踊れる美人と仲良くなるぅ〜!!」
 そんな野望と大和魂を胸に、ちょいエロおやじが潜入したのはクメール文字、ハングル、そして英語が正面向かって仲良く同居するピョンヤン・レストラン@カンボジア。
 そう、ここは北朝鮮が外貨獲得の為に経営しているレストラン(らしい)で、なんとあのアキバさんも--(゚∀゚)--!!な喜び組みのショーが見られるのだ。看板を見上げながら、数十分後には5.1chくらいの比率で喜び合コンしていることを妄想するおっさん。フフフフフ。
 しかし、ここでの飲食代が次の拉致資金になるかと思うとなんともやるせない気持ちになってしまので、ちょっとした抵抗としてキャツらが作ったニセ米ドル札で支払いしてやるもんね。

 ビミョーに安っぽいドアをくぐると、そこでは既に喜び組みによる「歌とダンスと同じ笑顔の夕べ」が繰り広げられているではないか!!ズカズカズカ。メニューを開くこともなくカメラ片手にステージへと駆け寄る我らイルボン御一行様。(注;ここはあくまでレストランです。)
 スゲーよ!スゲーYO!!目の前には真紅のスーツに身を包み朝鮮民謡カラオケで歌い踊るキム・ヒョンヒたち。何がすごいってテレビで見たあの表情そのまま!泣きたいんか!?笑いたいんか!?クシャミする手前かぁーーっ!?

 すっかり喜びの舞に魅了されるおっさん。テーブルダンスよりよっぽどいい!何があるって陰がある!!
 なーんて悦に入っていられたのも僅か10分。ステージがぶりつきポジションに陣取っていた韓国団体ツアー客が「いや〜良かった好かった」なんてゾロゾロと出て行ってしまった午後8時前、店内にはおっさんたちを含め韓国人小グループがまだ2組いるのにも関わらず、ヒョンヒたちは何の躊躇もなくステージの灯を落としたのだった。。。
 え?もう終わり??ぉ、ちょっと待てよぉ!(キムタク風)まだドリフだって始まってない時間だよ?そんなイルボンの叫び(もちろん心の中ね)も虚しく、ヒョンヒたちは掃除を始めたばかりでは収まらず店内の3分の1の照明を落とすという、なんともアメリカンナイズされた合理的で眉間にシワなサービスもしてくれたのであった。

 韓国団体ツアーが去り、がらんとする店内。

 ブツブツ言いながら眺め回す店内には「なんだか山」とかいう聖地らしき無駄にでかい絵画が何点も掲げてあるのだが、肝心な将軍様の肖像画は見当たらない。ヒョンヒの胸にも北朝鮮国旗ネームプレートはあるものの、かの有名な将軍様バッチはない。この辺の環境整備はどこか物足りないよな。


 冷麺は冷たく(当たり前)イイ感じの味付け。しかし、注文の取り方や配膳の仕方なんかは老舗ラーメン屋のおやじ並だった。SなヒョンヒとMなおっさんが作り出すプチ☆ツンデレカフェ。(バカ)

 担当する客が食事中、ヒョンヒはテーブルの傍らに立ちサービスをするようだ。日本のおじさん達が行くクラブみたいな感じで。ちなみにおっさんテーブル担当はノッポなだけがとりえのヒョンヒ。。。シット!
 奥の部屋はVIPルームなのだろうか、韓国男数人と可憐なヒョンヒ達が笑顔眩しく出入りするのが見える。....5.1ch合コン・・・頭をよぎるピンクな空間。
 ヌヲーーーッ!!妄想を頭掻きむしらんばかりに膨らまし、桃源郷へ馳せ参じようと腰を上げたその刹那「どっから来たスミダー?」とノッポの一言....!
 「え、あっ、うぅ...ジャパー...ン」・・・・ヤ、ヤバイ、禁句であったか明らかに友好とは疎遠の空気が流れ、「はぁん?コラ」と抗日マンセービームを50cm上方から繰り出す彼女の目に凍死しそうになる。い、いかん・・・今あの桃源郷へと向かえば二度と祖国の土は踏めない...直感的にそう感じ、上げた尻から少し空気を抜いて再び座り直す。アゴから滴る冷や汗とワキから上がる黄色いモアモア。
 こ、ここはステイだ。ニコやかな談笑で彼女の心を解そう。5.1chも惜しいがマンツーも悪くはなかろう。
 「ヘイ!彼女!カンボジアンライフはエンジョイしてるか〜い?」そんな導入を図ったおっさんにノッポは「全然!ピョンヤンの方が断然いいわよ、スミダー!」.....
 その一言で全てが白けてしまった。
 彼女がここでどんな生活をしているのか知らん。もしかしたら狭いくせに大人数部屋で超節約生活を強いられているかも知れんし、残してきた家族が恋しいのかも知れん。しかしだ、外の人間と触れられるここの方が遥かに自由があるのではないか?世界を知りたい、真理を知りたいと思うことが人間の基本的欲求だとするならば、それを少しでも満たしてくれるのはピョンヤンではないと思うのだが。
 そこにはおっさんなんかが図り知ることのできない理由があるのかもしれないし、彼女の本心は違ったかも知れん。しかし、そんなこと以上に、彼女の口調は我々がイメージする(それはもしかしたらマスコミによって作り上げられたものかもしれないけど)北朝鮮プロパガンダを並べるそれと同じであった。きっと判で押したように全員が同じ内容を同じトーンで語るのではないかと感じたとき、これ以上キャッチボールをすること自体恐ろしくなってしまった。
 将軍様マンセー!本気かどうかは知らんが、そこに陰を感じるのはおっさんだけではないはず。

 まっ、何だかんだと言いながらも、最後に一番かわいいヒョンヒとデレデレ☆ツーショットは撮りましたけどね。
| Cambodia | 01:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
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