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サイラム!
 Fri.2.Mar.2007

 いったいどの年代までが彼のことを知っているのだろうか。おっさんが高校生の頃、テレビでは彼のことを頻繁に特集していた。彼は空気を物質化することが出来、掌から聖灰(ビブーティ)やアクセサリーを出していた。
 そしてこう呼ばれていた「奇跡の人サイババ」

 日本ではその奇跡的行為がペテンだのサギだのと強烈なパッシングにあったりもしたけど、彼はラーマやクリシュナの生まれ変わりとしてインドでは絶大なの人気を誇る生き神様なのである。そんな生き神様とウルルンしてみた。

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 彼が住むプッタパルティという村。そこはサイババ一色の村。ババタワーにババ両替、ババプラネタリュームまで!あっちもこっちもどっちもこっちも、とにかくサイババ。サイババ以外のものは考えられない村なのである。まさにラヴ☆サイババ。



 街角にもサイババの似顔絵。上の写真左側のターバンを巻いたおじさんは初代シルディ・サイババといい、この人の似顔絵もインド全土で見ることができちゃう。


 こちらはサイババ土産物屋。ポスターにプロマイド、アクセサリーに時計(似顔絵入り)。この世にアフロヘアー以外は存在しないのではないかと思ってしまうほどサイババ一色。


 こちらは宿の部屋入り口。もちろん部屋の中にもサイババ☆プロマイド。


 サイババのお言葉が各国言語で道路標識のように立てられている。
「神と人間の距離とはその人間の自分自身とのだたりと同じなのです」へ抜けです。


 サイババは教育、医療にご熱心。村には寄付金によってサイババが建てた立派過ぎる学校や病院が建っている。学校は日本で言う小学校から大学まで各種ありの全寮制。もちろん学長はサイババ。
 日本人長期修行者に聞くと、この全寮制学校はインド全土から優秀な人材(信者の子?)が集まり、入学後間もなくすると子供たちは親が望むような性格の子になるらしい。「素晴らしいいですよ。僕も子供なら是非入学したいですね〜。」だって。っていうか人が望む色に染まるのってどうなのよ?それって例のアレじゃねぇー?


 こちらは音楽大学。ギターやタブラーをモチーフにした校舎はかなりイケてる。

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 サイババの住む広大な敷地内には何棟もの信者宿泊施設や食堂、豪邸にサイババ博物館(!)と、とにかく何でもあり。全て寄付で建ったってーんだから、相当な力である。その敷地内にある超巨大アーシュラムで1日2回、ダルジャンと呼ばれる時間にサイババは信者にその御前を現す。そういえば、でるじゃんっていうパチンコ屋があったな。どうでもいいか。
 超巨大アーシュラムに男女別に分かれた入り口から大勢の信者が飲み込まれて行く。4桁はいるな。確実に。
 ガイドブックによれば日本人のみブラックリストチェックが入場時にあるらしかったが、特にそれもなく厳重なボディーチェックがあっただけ。2回もだけど。それにしても昔何やらかしたんだよ日本人。
 奇跡の人の登場を待つ間、ここで数ヶ月修行に励んでいる日本人A氏に色々とお話を伺う。
 彼が初めてここを訪れたのはちょうどおっさんがマラドーナと一緒に雄叫びを上げ、レドンドのマッチオーガナイズにシビれていた94年のこと。その時、酒もタバコも肉も魚も魚釣りも(なぜ?)スパっと止めることができ「サイババさいこー」となったらしい。人には他人には解らない深い悩みがあるということか。
そういえば、わが英雄マラドーナとサイババがどことなく似ていると思うのは気のせいか。どーでもいいか。
 10年くらい前は数百人の日本人がきていたらしいが、今では本当に少なくなったらしい。「サイババ・パッシング・・・ありましたからねぇ....」と悲しそうにうつむくA氏。確かに数人見かけただけ、10人いねーな。もっといると思ったのに。観光気分で来てるのは自分以外に見当たんないし。そんで白人が思ったよりもかなり多い。しかもみんな上下白のいでたちで、ここで長期修行してるます感を全身から醸し出している。欧米でも有名なんか?



 それにしても出てこない。予定時間はとうに過ぎてるんだけどなぁー。どうやら最近は体調も芳しくなく、登場時間も遅くなるどころかバジャンをスキップしてしまうことも多いとか。「今朝のバジャンはスキップしたので午後は出てきます。大丈夫です!」A氏が不安なおっさんを元気付けてくれる。
 神様も神の子・・・いや、今は人間の姿を借りているわけだから人間の子か。まぁどうでもいいか。とにかく、その老いには勝てないらしい。神様でこうなんだから、人間が有史以来夢に見続けている不老不死などやっぱり夢なんだろうな。

 しかしこねーなぁ。本とに来るんかなぁ。もう予定を2時間も過ぎてるし。サイババと秋の空はわかんねーな、なんて思ってたらついにサイババ邸の車が動き出した!!助手席が車椅子になっていて車椅子のまま乗り降りができちゃうこのトヨタ車、A氏によれば日本で働くインド人からの寄付でサイババのお気に入り。一度だけドイツ車で登場したことがあるらしいが、一度乗っただけで、すぐにこの車に戻ったらしい。A氏はなんでも知っている。
 グレーの車体の窓を開けゆっくりと信者に顔を見せるサイババ。みんな拝んでる。手紙を渡したりしている。おぉー生サイババ。自慢のアフロヘアーにもどことなく元気がない。ってことはズラではないな。どーでもいいか。なんか疲れた顔してるな。出てきたばっかなのに。
 神殿入り口に横付けされた車から車椅子に乗ったサイババが降りたと思ったら、すぐに神殿内に消えてしまった。家から出てきてわずか数分。これだけか。ほとんど、いや、全く動いている姿を見なかった。
 その後バジャンという賛美歌のような歌を1時間ほど信者が歌い、サイババは車に乗って帰っていた。
 まぁーこんなもんか。サイババに会いに来たけど、彼自身を見るより、ここに集う人、この村を歩くことで満足できたからいいか。
 みんないっぱい悩んでいる。みんな真理探しに頑張っている。禅の教えでは人は生まれながらに悟っているらしいけど。
 おっさんには生きることに対する難しい考えもなければ、大それた思想もない。よりよき行い、よりよき生もいいけれど、そんなに多くの問題を抱え込まず、もう少し肩の力を抜いて、ちょっと横から見る視線、視線をズラし違う角度から見ることが出来たら世の中楽しくなると思うんだけどな。



 翌朝なぜか早起きしたんで朝のダルジャンに行ってみる。しかし、待てど暮らせどサイババは出てこなかった。最後まで。
長期修行者B氏が「最近気が付いたんですけど、ババはこの空間に人々のエゴを感じ取った時、わざと出てこないのではないかと思うんです。」と解説してくれた。今朝の散歩時、物乞いに何もあげなかったおっさんの行為が良くなかったのであって、決してサイババの体調や都合が原因ではないらしい。まぁーいいか。
| India | 02:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
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