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エンジェルの下へ Day-03

Tue.16.Nov.2010 @Angel Falls, Venezuela


映画「ジュラシックパーク」の撮影にも使われた(ガイド談)という場所。確かにそんな雰囲気が感じられる。

 最終日。今日は帰路に着くだけだ。
 朝食はギネス級にしょっぱいパンと、パサパサ食感のクラッカー。いくらおっさんでも不味くて食べられん。
 その後パッキングを済ませ乗船準備。昨夜、現地ガイドは7時半発と言っていたが、実際には7時発。こいつらガイドのクセに客に対するおもてなしとかまるで感じられない。客を目的地へ連れて行く時はダラダラ・ウダウダやってるくせに、自分の家に帰るとなった時の行動は疾風のようだ。
 まぁここだけじゃなく、他国でも同じようなモノなんで、分かっちゃいるけど朝の機嫌の悪さにはスパイス効きすぎだ。


1度野火で焼かれた木の先から新たな草が生えている。こんな置物が数年前に流行ったような気もする。

 エンジェルフォールを惜しみ深く見つめながらボートは進む。下りだけに快調に飛ばすボート。
 道中、小さな滝があり、そこの滝壺で泳げるのだが、、、寒くて泳げるわけないし。
 数人の欧米人はガクガク・ブルブルに震えながらも泳いでいた。そこまでして泳ぐこともないと思うのだが・・・。


セスナ機でカナイマからシウダーボリーバルへ。操縦席横に乗るなんて初めてだ。


パイロットは操縦かんではなく、両手にガッチリと札束を握り、ニヤケ顔で離着陸以外はずー---っと売り上げ計算をしている。。。それでセスナ機が落ちることはないだろうけどさぁ。。。

 帰りのセスナ機に予定通り乗ることが出来ず、空港に2時間近くスタックするというハプニング、というかお約束がありながらも(その時は久しぶりに悪態付きで怒ってしまった)、無事シウダーボリーバルへ帰還。
 汚れと疲れを落とそうとシャワーを浴びるが・・・カナイマにナイロンタオル忘れてきてしまった...あーぁ。。。
 最近忘れ物が多い。多すぎるゾ!!

 さて、警戒レベルを上げて入国したベネズエラだったけど、ポリスのワイロ要求は1回だけだったし、その他特に憤ることもなかった。人々は優しく親切、出国時のタクシードライバーなんか優しさの塊りみたいな人だったし。なかなかいい国だったな、ベネズエラ。
 こうして無事にベネズエラも終了。次なる目的地は、ずーっと楽しみにしていたブラジル!警戒レベルはそのままに、テンション上げて逝きますYO!

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| Venezuela | 22:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
エンジェルの下へ Day-02

Mon.15.Nov.2010 @Angel Falls, Venezuela


 2日目。
 いよいよエンジェルフォールに向けて出発!
 宿から船着場へ向かう道中では激しいスコールの洗礼があり、早速のズブ濡れ。それは今回の旅が楽なものではないことを示唆していた。なんたって、特攻船以下のボートの硬い板上に4時間座り続ける旅・・・ケツが痛いなぁ。あっ、穴じゃなくて、骨が痛いんだよ、骨が。片ケツ浮かせるけどね。


 目の前に迫っては過ぎていくテプイ(テーブルマウンテン)。全てを拒絶するようなそのテーブルのどこかに、まだ見ぬ太古の祭殿なんかがあるのかも....そんなことを船上で空想してみる。
 テプイのところどころに白い幕のように垂れる滝を向こう、どんどんと奥地へとペネトレートしていくボート。両側には熱帯雨林特有の草木が茂り、時々姿を見せる鮮やかなオレンジ色の花は、ここが南米だということの決定的証拠となっている。

 南米の草木、花、疾走する小型ボート。それらのアイテムはおっさんの頭を完全に20年以上前にトリップさせていた。
 そこにあったのは、ドリフトと並んで子供時分のスーパーお楽しみ番組「水曜スペシャル」。川口浩率いる探検隊が世界の秘境を抜け行く大冒険プログラムであった。
 そんな浩達の定番スポットはアマゾン。獰猛この上ないピラニアや触るものみな傷つけるワニに遭遇しながらジャングルを進むボート上には、サムスイングを求める浩の渋顔。そして番組終了20分くらい前には隊員がボートから落ちて「どうした!どーしたぁーー!!危ない、危ない〜〜!」と阿鼻叫喚のパニック状態と、そこに被せられるジャジャーン!的な効果音のカオスからCMへとなだれ込む構成と、お約束のように追い求める幻の生物が幻のまま終わっていくフィナーレ。ん〜、当時はドキがムネムネだったな。
 それを追体験している今、頭の中には田中信夫さんの冷静なあおりナレーションが垂れ流され、今まさに誰か川に落ちてくれるのではないかと期待も膨らむ。期待だけではツマラんので、そっと隣の人を押してみると、当たり前のように怒られた。仕方ないから諦めて、田中さんのナレーションを真似てみる。


 船上でサーブされるはミニマリズム溢れる昼食。「コレだけっすか・・・」ダイエット食かと思うくらいの量とクオリティに唖然としながらも、いつ現れるとも知れないエンジェルフォールに備え、隊員たちは鋭い視線を前方に向けるのであった。


 すると突然前方には、宇宙戦艦大和の船首をモチーフにしたようなリーゼントスタイル・テプイが現れた!(ジャジャーン!)
 まるで隊員達がこの先へ進むことを拒むように突き出ている。この先は神の領域...そう告げるようでもあるが、勇敢な隊員たちは恐れをなすことなくさらなる奥地へと進んでいく。


 するとどうだ!(ギャーギャーギャー!パサパサパサ(鳥の声と羽ばたき音))左手には千葉の工業高校生のように恐ろしくつっぱた雲が隊員達の行く手を遮ろうとする。まるで「おら、ジャンプしてみろよ」とカツアゲするようでもある。
 それでも隊員たちは目線をリーゼントから外すわけでもなく、むしろ首を左45度に傾け眉間にシワ寄せながら「ぅあ?」と下から覗き込んでやる。勿論船上だろうと両手はズボンのポケットである。


 お次は雲行き怪しくなってきた。。。案の定、激しいスコール到来。苦行だ。自然の脅威に隊員たちの心は折れるが、それを無視して疾走するボート。
 しかし、この悪天候。雲がかかってエンジェルフォールが幻のまま終わってしまう、ガチ水曜スペシャルなエンディングだけは、避けたいものだ。


 4時間後、滝の麓に上陸しトレッキング開始。コーラのような川にはピラニアはいないが。


 楽観的予想を見事に覆し、かなりハードな山道を歩くことに。エネルギーがミニマリズム・サンドウィッチだけだった隊員たちは、その体力を大幅に奪われていくのであった。はっきり言って体がもたない。


 さらに奥地へ進むと、張り巡らされた根で自然形成された階段が現れた!完全に「もののけ姫」の世界に。。。勿論サソリも毒グモもいないのだが。


 そして!隊員達の目の前に、ついにその巨大な雄姿を現したエンジェルフォール!落差979mの世界最長の滝は、あまりの落差のため、水が地表に流れ落ちる前に霧となってしまい滝つぼを持たない。(アーアーア〜、オーケストラ風)
 戦いは終わった。。。
 ケツを痛め、雨に打たれ、川と山を越えた隊員たち。ピラニアもサソリもいなかったけど、冒険心はくすぐられた。
 「このツアーに価値はあるのか!?」と聞かれれば、「ある!」と答えざるを得ない隊員たちがそこにいた。

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キャンプサイトに移動して夕食のチキン。今夜はハンモック泊。ちなみにハンモックは斜めに寝るといいのだ。

 同行隊員の中に、ひっきりなしにタバコを口にしている女性がいた。集団の中でスパスパ煙を吐いて、それが人の顔にかかっても無関心という、おっさんの一番嫌いなタイプ。
 おっさんも昔は喫煙者だったし、それで人に迷惑もかけていただろうからあまり大きな顔は出来ないが、それでも彼女の振る舞いは生理的に受け入れられないものであった。
 その彼女は展望台でのエンジェルフォール見学を終え、下山中のジャングル内でもスパスパ24時間営業で、後ろを歩くおっさんに煙がモロ被り・・・・やめれ。
 煙が目にしみるとプラターズは切なく歌いきったけど、そんな甘酸っぱい想いは微塵もない。人がジャングルトレッキングを楽しんでいる時に、余計な臭いを発しないでくれ。
 魂が出そうなため息を置き土産として、彼女との距離をとり、新鮮な空気の吸い貯めとばかりに深呼吸する。
 無事下山しキャンプ地へ。キャンプ地とは言っても、ジャングルに変わりなく、ドコ行っても蚊やダニにモテモテのおっさんはソッコーで虫除けスプレーで防御を固めるのだが、そのスプレー残量はそれ程なく、この先どのタイミングで購入出来るかも分からないので、すんごく大事に少量振り掛ける。よーく考えよう〜、スプレー大事だよ〜。
 それを近くで見ていたタバコ女が、スプレーを貸してくれという。「ダメ、ゼッタイ」と強く断ることのできない弱いおっさんは、渋々貸してやることに。するとどうだ!タバコ女はオノレの吐く煙同様にプッシューっと大量のスプレーを出し、おっさんの3倍くらいは軽く使いやがった!オノレはシャー・アズナブルかっ!!
 ケチになりたくないから、あーだこーだと思いたくないけど、心の中で中指立ててやった。1回で気が済まなかったので、何度も立ててやった。でも気を取り直して、彼女が虫に刺されなければいいだろう、そうポジティヴに人の幸せを願うことにした。おっさんのスプレーが役立ってくれれば、、、と。
 そして10分後。タバコ女はシャワーを浴びて、すっきりサッパリしてやがった。。。生まれて初めて殺意を覚えた瞬間だった。

| Venezuela | 21:00 | comments(1) | trackbacks(0) |
エンジェルの下へ Day-01

Sun.14.Nov.2010 @Angel Falls, Venezuela


 やはり2日間プレミアム冷凍移送バスに揺られていたせいか、4時間の睡眠では脳の一部がまだ未解凍で、目覚まし時計に全く気づくことができずに7時前に宿の女将に「もう出発するわよ、チーコ!と」たたき起こされるハメに。
 眠たい目をこすりながら、エンジェルフォールに一番近い町であり、陸の孤島カナイマへとセスナ機で1時間のフライト。そうカナイマへは陸路がないのだ。


 今回参加したのは2泊3日のツアー。1日目はシウダーボリーバルからカナイマへの移動+近くの滝を見学するツアー。2日目にエンジェルフォールへアプローチ&近場でキャンプをして、3日目にエンジェルフォールからカナイマ→シウダーボリーバルへの帰路という内容。
 昼前にジャングル上空を越えカナイマ到着。本日のアクティビティ、近場の滝ツアーまで時間があるので、しばしの間カナイマの村を散策してみる。


 バラバラにちぎられた葉。実はアリが噛み切って運んでいる最中なんです。
 自分の何倍もの大きさがある葉を運ぶなんて・・・働くねぇ。


 土産物屋さんにディスプレイされるのは、ネオ・印象派な作品たち。


 村のすぐ横で流れ落ちるアチャの滝とカナイマ湖。


 さてさて、今日のメインディッシュ・ツアーです。
 アチャの滝の奥にある別の滝を上から見たり、こうして裏側を歩いたりするんだけど、裏側と言っても、下は滑り易いし、途中は荒行のように目なんか開けてられないくらい滝に打たれ、盲目のままロープを辿って行かなければ越えられない場所もあり、どんな男でも腰が引けるようなミディアム・アドベンチャー。
 実際にそこは「みーてーるーだーけ〜」とパスする人たちもいた。


 わびさびな滝ではなく、轟音とともに荒々しく降り落ちる滝。「シェリー!オレは歌う、愛すべきもの全てに!!」と尾崎豊がLast Teenage Appearanceでシャウトしているあの感じだな。 

 
 こうして滝以外に何もないユルい1日目が終了。夕飯後は他のメンバーとトランプをして過ごす。ぶっちゃけトランプとかそんなに好きではないのだが、まぁ2泊3日を一緒に過ごすメンバーだもの。うまく付き合うためにも、お互いを知り合う時間は大切ですよね。

| Venezuela | 06:33 | comments(1) | trackbacks(0) |
最強アメ車とチャベっちゃんの強気

Fri.12.Nov.2010 @on the way from Colombia to Venezuela


 早朝5時起きでヴェネズエラ国境へと向かう。
 早朝発だから・・・そう言い訳してもなぁ...南米編突入でもう一度気合を入れ直したハズなんだけど、カルタヘナの宿に洗濯して干してあったパーカーを置き忘れてきてしまった。。。しっかりしろ、オレ!
 まぁ仕方ない。気を取り直して前を見よう。
 カルタヘナからはカリブ海沿いをトレースするように北上していく。ここにもハリケーンの影響か、浸水した家々が散見され、中には完全に床上浸水も。しかし数日間もそんな状態でどうやって生活するんだろうか。。。


 10時間後、バスは終点コロンビア側国境の街マイカオへ。そこからベネズエラはマラカイボ行き乗り合いタクシーに乗車。
  どうだろう、この6人がすし詰めとなるインパクト大の乗り合いタクシーは。決してアバンギャルドで斬新なデザインなワケではなく、単に古いだけなのである。
 そう、マリリンがモンローな時代のヤンキードリームと、プロム帰りカップルの燃えたぎるパッションを乗せて走ったであろうアメ車は、塗装が剥げ落ち錆だらけになっても、ドアがもきちんと閉らなくても、トランクは鍵がかからず開きっぱなしでスコール来たら荷物はべちょ濡れ確定だとしても、今も現役なのである。
 アフリカでも散々ダークサイドの車を見た。シートがない、ドアがない、メーターなんかポテンツを忘れてしまって、ライトも天に召されて夜は暗闇ナチュラル☆チキンラン。「車ってよく走るよね。特に日本車は。」なんて感動したりもした。しかし、そんなビートに慣れきっていたおっさんでも衝撃を受ける新鮮なボロさ。そう最強にボロい。
 ここまで突き抜けてるとアメ車もなかなか走るんだね、なんて尊敬したりもする。


コロンビア・ベネズエラ国境
 コロンビア出国完了後、歩いてベネズエラ側へ。ョッシャーーッ!!これから腐ったポリスが待ち受けるベネズエラだ。気合入れ直しだ!


イミグレ窓口横の壁にはボリバールの言葉が。
 マラカイボまでの道中は何度となく検問がある。メンドクサイ国だが仕方ない。この国のシステムだし、密入国や麻薬取引がそれだけ多く大問題なのだろう。
 勿論東洋人を乗せたタクシーは何度も止められパスポートチェックを受けるハメになるのは言うに及ばず。そして何度目かの検問でポリスがワイロを要求してきた。おぉーついにキやがったな。
 「オレっちは何も悪いことしてないし、正規に入国してるのだからと、そんなモン払う気はないよ!絶対払わないもんね!!」と、ちょっと口角泡飛ばし、血圧上がり具合&対決姿勢を伝えるパフォーマンスを加えながら対抗。ってか、そもそも何の金だよ。
 しかし、同乗しているベネズエラ人たちは「まぁさぁー、ちょっと払えばいいんだからさー、ねぇー。」と、おっさんを諭し払うよう促す。彼らにすれば、面倒に巻き込まれて足止め喰らうのは避けたいところのようだ。
 鼻息混じりに断固とした態度をとるおっさんを横目に、他乗客と運転手さんは「相談しようぉ、そうしようぉ!」と何やら談合するが、しばらくしてタクシーは出発。
 何も払わずに出発したのか、運転手が代わりに払ったのかは知らんが。。。んー、この先も多いのかなぁ、コレ。メンドクサイなぁ。。。


 タクシーに乗ること2時間。結局その後はポリスのワイロ要求はなくマラカイボ到着。そこですぐにベネズエラの全ての意味に於いて中心となるカラカス行きの夜行バスに乗りかえて出発。
 マラカイボとカラカス間は2時間おきくらいに何度も検問があった。それだけ色々と問題のあるルートなのだろう。そして中米の冷凍移送車なんか比にならないくらいに冷房が効き過ぎていた。寝たら冷凍保存されて20年後くらいに起こされるのではないかと思った。
 ところで、色々なところから情報収集していると、コロンビアやベネズエラでは夜行バスが武装集団に襲われる危険性が高い路線があるようだ。中には乗客全員荷物どころか、着るものも全て身包みはがされたこともあるらしい。だからだと思うが、各バスには迷彩服で銃を携帯した人がセキュリティとして乗り込んでいる。


 翌朝、無事に首都カラカス到着。美術館をちょっと観てから、さらに東の街・シウダードボリーバルへ向かうバスに乗り込む。


 道中、天に向けて伸びる石油精製所の煙突から勢いよく炎が吹き上がり、誇らしげに空を赤く染めている。これがチャベっちゃんをイケイケにさせている原動力か。
 10時間後、無事シウダードボリーバル到着。夜中だというのにそこで偶然旅行会社の男に会い、急遽明日早朝から2泊3日で行くエンジェルフォール・ツアーに参加することになった。
 丸2日近くバスを乗り継ぎ、睡眠4時間でエンジェルフォールへ・・・頑張れオレ!

| Venezuela | 12:10 | comments(3) | trackbacks(0) |
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