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After Hours

Mon.13.July.2010 @ South Africa

 1ヶ月に及ぶ世界最高パーティも終わり、今回のおっさんの旅第一部も終了。
 まとめじゃないけど今回南アフリカ滞在で感じたことや大会についてや、おっさんの気持ち(コレはきしょいでしょ)なんかについてダラダラと書いてみます。


  ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


        〜南アフリカの気候〜

 とにかく寒い!「アフリカだからギンギンでしょ」なんて水深5cmな考えはやめてくれ。
 一番寒い7月の平均気温が22℃というダーバンは別として、他の都市はどこも日中は良くても夜はとにかく冷え込むんですよ。ヨハネスブルグなどの平均気温(7月)が5〜16℃というから、東京の11月くらいか。もっちろん吐息が白くなる夜のサッカー観戦は、ももひきがマストアイテム。


        〜宿に関して〜

 宿が高い!物価の割りに宿がめちゃ高い。いや、クオリティとプライスが合致していればいいんだけど、シャワーは水だし、暖房はないし、毛布はあってもペラペラに薄いしといった三重苦があったりで、高かろう悪かろうが多い気がするんですよ。
 それは勿論、W杯期間中ということで値上がることに目をつぶったとしても(それも納得いかんが)、足元見すぎだろって感は否めない(だからといって、前回大会のように野宿するわけにはいかないのがこの地でのプアトラベラーの痛いところ)。


        〜治安に関して〜

 治安に関して日本の報道は煽り過ぎの感あり。実際に来てみると、警備担当者は街に多く配置され、予想以上に出歩くことが出来た。
 勿論、どこを旅するにも気をつけるべき最低限のことは気をつけなきゃいけないし、実際にそれでも被害に遭った人が大多数いたことは否定できない事実。
 警備が増えているのはW杯期間中だけだよとダーバンで話したタクシードライバーが言ってたけど、世界最大のイベントであるから治安強化をするのは当たり前といえば当たり前の話。
 しかし、この期間中に訪れ無事に過ごせた旅人の話を、これから南アを旅する人が鵜呑みにして訪れるのはちょっと危険だとは思う。


        〜トランスポート〜

 公共交通機関は遅れて当たり前とは言わないが、高確率で遅れる傾向アリ。時間通りに出発することは貴重な体験であり、予約した航空機のドタキャン、バスの故障などが多発するため「試合まであと12時間、移動は6時間だからOKさ☆」なんて、観戦する試合は夜だからと、日中に目的地までの長距離移動をすることはなかなかのギャンブルとなる。実際「今くる、今くる」とバス停で言われた続けた末、5時間遅れでバスが来たという体験談も。
 それが南アなのだからそれを見越して計画すればいい。とはもっともなご意見だが、はるばる遠い地からカツカツの日程で渡航してきている人もいるワケで、さらにこのような国際的ビッゲストイベントを開催するのであれば、やはりその水準にあうよう改善しなければと思うのである。
 また、アフリカンタイムじゃないけど、概して仕事が遅い。ファーストフードはスローフードと化すし、レンタカーをネット予約してからオフィスに行ったにも関わらず、現場に行けばタモリさんが登場して小堺さんがサイコロトークを始めるまでの時間は待たされる。
 おっさんが出会ったそういうところで仕事をしていた白人は往々にして仕事ができなかった印象もあった(おっさんの場合ね)。

 

        〜南アフリカの人々〜

 予選リーグ散ってしまう結果となったけど、南ア代表・通称バファナ・バファナのシャツをみんな着ていた。大会を盛り上げること、そいの気分にさせてくれるといった意味ではとても良かった。
 ハンパない犯罪発生率という南ア入国前情報。そして、自分自身初のブラックアフリカと呼ばれる地帯への潜入。そういうこともあって最初は緊張感高かったし、どこに行っても周りは黒人ばかりという環境にドキドキした。
 しかし、それにも慣れいつの間にか気にならなくなっていた。
 実際、宿やトランスポートは上記した通りだったけど、スタッフのホスピタリティや街行く人の優しさ、陽気さ、親切でフレンドリーな人柄にはとても癒された。治安問題は大きいけどそれ以上に人々の素晴らしさがこの国には溢れていた!


         〜おっさんの生活〜

 1ヶ月間サッカー漬け。予選リーグがある大会前半なんか我が代表を追いかける移動と他国のチェック(毎日3試合観戦!)。夜はワイン(南アのワインは安くて美味い!)片手にサッカー談義(しかもかなりドープでハードコア)。なもんだから観光は二の次に。そのくせ移動で体力使って、夜のサッカー談義で睡眠削って、寒さで体力奪われてと今考えりゃ、そりゃ風邪引きますよという生活。


         〜ちょっと小言〜

 スタジアム内は勿論禁煙。分煙してるんだからそこはきちんと守って欲しかった。各国サポにもスタジアム内で喫煙する人をちらほら見かけたけど、我が日本サポにもそういう人がいたことがとても残念でならない。

 行く先々の街中で日本の国旗を大きくアピールして闊歩しているにも関わらず、すれ違う人々には大抵「チャイナ!」「コーリア?」と言われるのには正直膝が折れうつむいてしまった。
 日本って貢献率が低いんか!?もっと日本という国をアピールしなきゃ駄目なんじゃないんッスか外務省さん!?
 おっさんよくポストカードを日本に送るのだが、そこには必ず日本の国旗を描く。そうすれば確実に届くのではないかと思ってたから。どもそうでもなかったらしい。。。


         〜観戦チケットについて〜

 ドイツ大会のようにチケット争奪戦みたいなことはなく、人気カードであっても試合直前に正規値段で購入できるなど、観戦するにはありがたい大会であったと思う。それは、色々なことを考えた結果、この地まで足を運ぶ人が少なかったのかなという気がしないでもない。
 また、FIFAが南アフリカ人専用に海外向けよりも安く販売したチケットもダフ屋経由で我々にまわってくることも普通で、販売内容・方法にに「?」がつく場面もあり。まぁそんなこともあったからこそ、おっさんは決勝まで観戦する事ができたんだけどさ。
 ちなみに次回ブラジル大会はチケットゲットが結構難しいと思う。南米の出場国は大挙して押し寄せるだろうし、サンバと太陽を求めてヨーロピアンもペネトレートしてくるだろうから。


            〜日本代表について〜

 今大会での戦い方はともかくとして、Round16進出という結果を出せたことでW杯での戦い方や自信などメンタル的な面や「格」と言った部分で一皮剥けたのではないかと思う。
 いつも前評判が良くないくせにトーナメントを勝ち上がっていくドイツを見ていると、「歴史を持っている」「戦い方を知っている」と感じるけれど、そういった強豪国が何十年も前から知っていること、というか彼らのDNAにはしっかり組み込まれていることの一部を体験し、知ることが出来たのではないかと思う。
 何か、こういう体験を重ねることが「歴史」となっていくのかなと感じた。

 おっさんの中でも今まではW杯に来ている「お客さん(大会を彩る参加国」という風な立ち位置からどうにも抜けきれないもどかしさがあったけど、今回のRound16進出という結果は、「W杯に参加している(大会そのものを構成するチーム)」という気持ちを強く持つことが出来た。刺身に例えるならつまから刺身自身になれた感じ。

 そして我らサポ。グループリーグ3戦目のデンマーク戦からみんなで肩を組んで国歌斉唱をしたけど、今後はそれがスタンドの「いつもの光景」になっていくんじゃないかって気がしている。3割り増しでアガるしね。

 


  ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


 一部では日本の変態レベルの底上げ、世界の中での評価を著しく害したという説がありながらも、運び屋さんのキャラもあってスタンドで大人気だった「運び屋製作所」出展のバービー☆チークス。
 彼女達の長い戦いも終わり、プールサイドで一時のバカンスです。

 

 大会中は無精ひげだったっり、鼻毛がオフサイドだったりしたおっさんだけど、これからは小キレイなバックパッカーに戻ってアフリカ大陸東側を北上していきます。
 風邪引いて4kgも痩せたけど、1ヶ月にも及ぶ滞在は本当に楽しかった。ステキな出会いと体験をありがとうです。
 それでは南アフリカのみなさん、そこで出会った各国のみなさんさようなら、お互い予選を勝ち抜いて、次回ブラジルでまた最高の時間を過ごしましょう!

 shap shap

| South Africa | 23:42 | comments(1) | trackbacks(0) |
お祭りだぁー!

Sun.11.July.2010  World Cup Final at Soccer City , Johannesburg



スペイン 1
オランダ 0

 スペイン悲願の初優勝で幕を閉じた今大会。体調崩したりしたけど、試合もいっぱい見て、沢山のステキな仲間に会えて、何より我が代表が予想以上の頑張りを見せてくれ、本当に楽しい1ヶ月だった。

 ワールドカップはお祭りです!!ファイナリストは2チームだけだけど、その場にいることが出来るのいは誰しもが持つ権利。各国サポはそれぞれ力いっぱい自国をアピールしてます☆
 以下、全部ではないけど会場で見つけた各国サポを紹介します(どれだけ解りますか?1写真1ヶ国以上写っているのもありますよ♪)。あんな国やこんな国、あんなところやこんなところ。。。
 世界のみなさん!次回2014ブラジル大会目指して頑張りましょう!!


 盛大なクロージングセレモニー


 ポリスのみなさんもお疲れ様でした☆

 試合開始直後と終了後には乱入者が!しかし、あえなく御用です。

 カメラ好きのフレンチ。












| South Africa | 23:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
Friday in Ellis Park without Michel

Fri.9.July.2010  電通Gala @ Johannesburg



挨拶をするブラッターFIFA会長。

 再度ダウンタウンのミニバスセンター体験をしながら急遽舞い戻ったヨハネスブルグ。
 それはこの「電通GALA」というスペシャルイベントに参加するため。
 ひょんなことから潜入できることになったけど、一介のプアトラベラーに過ぎないおっさんが、こんなスペシャル・セレ部イベントに参加できるチャンスは今後一生ないだろうなと思う。なんたって会場にはブラッターFIFA会長や、ミッシェル・プラティニUEFA会長までいるんスよ!原博美なんて携帯写メ撮ってるし!!いや〜、完全に場違いでドキがムネムネだったけど、ミッシェルには感無量ですわ。
 それにしても電通恐るべし。世界サッカー・FIFAへの根の張り様と、そこでの歴史と信頼と地位と名誉と富には底なしの力を感じずにはいられない。まさに敵なし。


  ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


 そんな偶然にも迷い込んだパーティ内、これまた偶然に日本戦のスタジアムで知り合ったサポに鉢合わせ(彼らは自らの旅を出版までしているので、たすきがけでパーティ参加)。そのサポから「パーティの途中なんだけど、これから中座してエリスパークでサッカーの試合するんだけど、一緒にどう?」なんて、飲みかけた赤ワインを鼻から噴出させるビッグオファーの提示が。
 「エ、エロスパークって我が代表が準々決勝で立つべきだった約束のスタジアムではないッスか...!」
 「ぃや、エリスパークなんだ...」と冷静になる相手をよそに、鼻から赤ワインを垂らしたまま口角泡を飛ばし前のめりになるおっさん。ミッシェルと同じ空気を吸っている快感は堪らんが、それ以上にエリスパークのピッチに立てるなんて、、、考えたらすぐにカウパー漏れ出した。何より、我が代表が立つ事が出来なかった場所、果たせなかった想いを代弁できるような気持ちに勝手になっていた。



 ミッシェルに背を向けエリスパークに到着した時、試合は残り3分程度で結局参加することはできなかった。
 でも、センター付近からドリブルして、走って、シュートして、ゴールして、ぐるりと見渡したスタンドには誰もいなかったけど、体の最果ての場所から細いパイプを一気に通り抜け湧き上がる何かとてつもないものがあった。
 幾重にも重なった偶然と出会いと決断の末辿り着いた場所とそこでの出来事。
 勿論何かを代弁できたなんて気にはならなかったけど、選手たちがアドレナリンを爆発させ、それを見る我らサポが歓喜に浸る特別な瞬間を空想してしまった。、そして、サッカーが好きで良かった、W杯に来れて良かったという幸せを心の底から感じずにはいられなかった。

| South Africa | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
Follow the Madame !

Thu.8July.2010 Durban to Johannesburg

 決勝戦直前までダーバンで療養する予定だったけど(完全におじいちゃんだな)、何だか色々な出会いの末、現地駐在員さん(Y氏)宅にお世話になりながらヨハネスブルグでのスペシャルイベントに参加が決定し急遽移動することに。
 結局ダーバンで風邪を完治させることもできなかったけど、暖かな場所でのんびりと心のリフレッシュができたってことで、この場は治めましょう。
 まずはY氏の待つヨハネスはサントンへ向かいます。



 11時発ヨハネス行きのバスは、奇跡的にも何のトラブルもなく時間通りに運行。車窓から見えるヨハネスの街並みにゴッサムシティの香りが漂う。


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 18時、すっかり帳の下りたヨハネスの長距離バスステーション(バスパーク)に降り立つ。比較的安全と言われるここも、ダウンタウンに位置していることには変わりはない。
 「セーフティ・ファーストが一番さ、さっさとタクシーを捉まえて待ち合わせ場所のサントンへと向かいましょ」と、ステーション内にいた包容力120%な体型のおばちゃんポリスに「マダ〜ム、サントン行きのタクシーどこで乗れんの〜?」と、母性本能をくすぐりながら聞いてみると、マダムは「こっちだから憑いてきな」となんとも頼もしいお返事。
 逞しい背中を見失わないように人の波を遡上し続けること10分。ようやく辿り着いたステーションの出口に立つと、目の前には暗い一本道の真ん中に露天が一列に並んだ何だかいかつ〜い感じのダークバックストリート。

 「ここからは真っ直ぐ行って、2つ目の道を左に曲がるだけよ、逝ってらっしゃい♪まぁ少し握らせてくれれば、一緒に行ってあげても...」とマダム。
 Hey、ユー!、おっさん一人ではどう見たって行けるワケないじゃん。腹ペコ猛獣の檻に小動物を投げ込むような行為じゃん!
 ってことで「それってポリスとしてどうなのよ!」なんて理想についての考察はこの際省き、ドント・リーブミー・アローンよろしく、ガイド料ってことでチンコではなく小銭を速攻握らせ、タクシー乗り場までのナビをお願いする。


 おっさんに構わずさっさと歩いていくマダムポリス。
 どう考えてもこんなとこ一人で歩ける筈ないじゃん。暗いし、人少ないし、完全に街のダークサイドじゃないですかぁ。。。
 それにしても、タクシー乗り場遠いなぁ。。。なんて、ワキに冷たい汗を感じながらマダムの後ろ姿を見失わないよう暗がりの中追いかけていく。


  ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


 歩くこと10分。思わず言葉を失い総白髪になった。なんと「ココよ」と案内されたのは1週間ほど前に団体で訪れてビビリ倒した悪の巣窟ミニバス乗り場。(記事:「ソウェットで考える」参照)
 旅行者であるおっさんがさんざん言っていたタクシーというのが、地元民のマダムにはミニバス(乗り合いバス)として通じてたらしい。
 マジかよ・・・とは言っても引き返すことも出来ず、昼よりバイオレンス6割り増しのミニバス乗り場に取り残されたおっさん。幸いマダムがサントン行きバスも見つけてくれた為、その中で小さくなって待機することに。
 出発(ぎゅうぎゅうになるくらい人が乗り込んだら出発)するまでの間はドキドキだったけど、乗り場でゴスペルを歌いながら(チョー上手い!)CDを売る少年に出会えたり、他の乗客の優しさに触れたり、車窓からは夜のデンジャラスゾーンを眺めることが出来たりしながら無事サントンで待つY氏のもとに辿り着く行くことができた。
 タクシーだと150R(≒1800円)60分、ミニバスだと7R(≒84円)90分の道のり。安全をお金で買うか、キワキワなスリルを味わうかの選択はアナタ次第ですが、スリルと引き換えに大切なものをスティールされる可能性もかなり高いので後者はおススメしかねますな。おっさんはたまたま運が良かったんだと思うし。
 本ト良かった〜。

| South Africa | 22:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
woy to the final

7.July.2010 @Durban  Semi Finl

Spain    1
Germany  0


 前評判はいつも良くないくせに必ず勝ちあがるドイツと、悲願の初優勝を目指すスペインという屈指の好カードとなった準決勝はプジョルのヘッド1発でドイツが無敵艦隊の前に撃沈。

 勝ったスペインよりも、力強く散ったドイツサポの悲しさの方が印象深い一戦となった。


  ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


 いよいよ決勝はスペインvsオランダと、どちらも初優勝のかかる戦いに。ビジャが絶好調とはいえ、トーレスの不調に伴いイマイチ迫力を欠く攻撃のスペインではあるが、一方のオランダも天下一品の攻撃力はザルディフェンスはなんとも心許ない。。。
 そんなことを言いつつも、1ヶ月に及ぶお祭りはいよいよラストゲームです。

| South Africa | 20:22 | comments(1) | trackbacks(0) |
Wave Your Flag

 Sun.4.July.2010 way to Durban

 風邪は徐々に(本当に徐々に)良くなって来ているんだけど、鼻水・咳・痰の迷惑三兄弟が土俵際で粘りくさってる。
 そんなわけだから、体調回復もかねて、寒いヨハネスブルグを脱出しスペインvsドイツの準決勝が行われる温暖なダーバンへ前入りです。

 事前に取った激安航空券片手にヨハネスブルグのタンボ国際空港へ。この1ヶ月で何度となく訪れたこの空港は、いつも人が溢れブブゼラが鳴り響いていた。
 しかし、残り4チームとなり各国サポが帰国の途についた今、閑散とした出発搭乗口は静まり返り、たった1度だけ遠くから間の抜けたブブゼラが聞こえてきた。パーティも終盤となり、ある意味いつもの日常を取り戻しつつあるといったところか。

 そんな感傷に浸りながら、長蛇の列の果てに辿り着いたカウンターでフライト手続きをすると、「おっさん、予約がないから乗れないよ」と並び疲れた体にメガネでファットな白人おねーちゃんの一言。
 おいおいおーい!ユー!ミーの予約票見ろよ!アフリカ仕事もいい加減にしとけよな!なんて息巻いてやろうかと思ったその刹那、「おっさんのフライトは明日よ。プププ。」
 ・・・口撃してやろうと思った瞬間に喰らったまさかのカウンターフレーズ。。。思わず歯がポロリ☆
 ホントだ、アフリカ仕事はおっさんの方だった。だったのだ。予約票もすまし顔で明日のフライトをアピールしているし。。。

 あーぁ、どーすましょ〜。すっかり捨てられた子イタチのようになった丸まってしまったおっさんを見かねたのか、「空いてる席に座っていいわよ」と、小額の手数料で本日最終フライトにブチ込んでくれたカウンタースタッフさん。
 「ありがとー---っ!」と、レッドブル以上の元気をもらっちゃいました。(変更できたのは、偶然にもシステムダウンしていて彼らも面倒な手続きがなかったからという理由も多分にあると思われるが)。



 ヨハネでは4枚重ね着でブルブルしてたけど、ここダーバンはそんなこととは無縁の地。
 ビーチサッカーに波乗り、その横ではスケートパーク&テクノ♪グルーヴと、夏のアクティヴに加えビキニガールズまで揃う大盤振る舞い。(しかし、おっさんは体調不良のためビーチアクティヴ不参加という苦しい立場に...ファック!)。


W杯中は宿代が軒並みね上がっている。ここダーバンも例外ではなくドミ(16人相部屋)で200R(約2400円)!!と後頭部をスリッパでひっぱたいてやりたくなるほど。そんな中、他サポが見つけてきたドミと同値段のシングル。キッチンないから自炊できないけどキレーで広く、療養にはぴったりですわ。


  ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆



 7月10日に行われた裏の準決勝ウルグアイvsガーナをファンフェスタで観戦。
 試合前にはコカコーラのCMソング「wave your flag」でお馴染みのケイナーンが生演奏というアゲアゲ構成までありで、ダーバンの格付けも上がりまくり。
オーオーオーオオ♪オオオオオ、オーオーオーオオ♪

| South Africa | 20:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
本当ならば今頃

 Sat.3.July.2010 @Ellis Park , Johannesburg

準々決勝
スペインvsパラグアイ


 大会初戦でいきなり躓いたが、その後は順当な試合運びで勝ち上がってきたスペインと我が代表を破ってベスト8に名乗りを上げたパラグアイ。
 「本当なーらば、今ごろ〜♪」(by ブルーハーツ)、スペインと戦う我が代表がこの場にいれば...そんなことばかりが心に霧をかけ、何か空気が抜けた状態でスタジアムへと向かう。

 何となくゲートをくぐってスタジアムへ入り、何となく階段を登って2階席へ。何となくセキュリティにチケットを見せて観客席への階段を登り抜けていく。そこには闇夜に浮かぶ美しいピッチ。
 パラグアイに勝ちたくて勝ちたくて仕方なかった思い、負けてしまった悔しさ、これから繰り広げられる戦いへの嫉妬と、単純に目の前の試合への昂ぶりとが心の中に複雑なな気持ちのアウトラインを描いていく。
 「やっぱりここで試合をしたかった。。。」思わずこぼれた言葉。


  ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆



 過ぎたことにいつまでもしがみついても仕方ない。
 「運び屋製作所」作成のチークス☆ヘルメットをこの試合より引き継ぎ、スタジアムの動くチークスを中心に測量開始です☆


 中国人ツアー客?それともスポンサー枠?中国の方をかなり見かけます。




スペイン  1
パラグアイ 0

 

 '99年ワールドユース大会決勝@ナイジェリアの時のように、めったクソにヤラれるだろうけど、やっぱりスペインと試合がしたかった。。。
 正直、強いけど他の強豪国よりは見劣りするパラグアイとの試合は勝ち上がるチャンスであったハズなのに、それをものにしてベスト8へ駒を進め、本当の強豪国とガチで試合をする。それを実現できないのは、やはり今の実力相当ということだろうか。
 でも、、、勝ちたかったなぁ。。。
 そんな想いばかりが最後までグルグルと回る。

| South Africa | 19:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
ソウェットで考える

 Thu.1.July.2010 @Soweto Johannesburg

 今日はサッカーもないので、一緒に応援したサポ達9人でヨハネスブルグのタウンシップ「ソウェット」へとデイトリップ。まぁオフ・ザ・ボールの動きって大切ですよね。


 まずは滞在先近くのイーストゲートモールからミニバスに乗って悪名高きダウンタウンのミニバスセンター(各地区へ行くニバスが集まる)へと行き、そこでソウェット行きのミニバスを探すことにする。

 が、、、ダウンタウンに近づくにつれ鼻水たらした小学生でも解るくらい、あきらかにバイオレンスな雰囲気が充満していく。。。
 今まで歩いていた中心地やスタジアム周辺はセキュリティーが溢れていたけど、ダウンタウンの奥地へと進んでいくこの車窓から「も〜いいーかい?」と両手を口に当ておもっくそ叫んだところで、彼らから「まぁーだダヨ♪」の楽しげ声が出てくる気配はまるでない。



 ひとしきり坂を上り、大きな通りを左に曲がると、左右に露店や各地区から到着したミニバス、車の合間を縫って歩く人、人、人々(そこのどこにも黒人以外は見当たらず、)がひしめき一気にカオスと化す。緊張のあまり口腔内をカラカラにして外を眺めていると、「終点だよ」とドライバーがいたってフツーに一言ポロリ。

 そこからミニバスセンターまで徒歩5分。たかが5分といえど、ここがまさに旅人が高確率で被害に会うというヨハネスブルグの本丸でありデンジャラスタイム。
 引率者なしの集団下校のように、みんなで離れず、お互いにその場から消えていないかを確認しながらの移動をし、さらにミニバスセンターでソウェット行きを探すが、目的のバスはなかなか見つからず。。。時間の経過と共に周囲の視線がグサリグサリと刺さる厳しい時間帯を過ごす日本代表(どこがだ?)。
 ただでさえ目立つ東洋人が団体でいるのも自ら危険を招いているようで、これ以上この場にステイすることは無理と判断し、その場でミニバス交渉で一人20R(約250円)でソウェットまで一台チャーターしてしまう(フツーに乗れば7R/人)。

 南アにきてここまで周囲に目を配り、緊張した時間は初めてだった。
 今までとは明らかに違う雰囲気と気配だった。
 我々観光客が訪れる場所はかなりの数セキュリティが目を光らせていて(セキュリティが集団でたむろってダベってる場合が殆どだけど)、実際に犯罪被害に遭っている人がいるものの、どこか緊張感は薄らいでいた。
 「ちょっと気が緩んできてたかな」。カオスから遠ざかるミニバス内で、ふんどしを締め直すが如くパンツをおもっくそズリ上げて喰い込ませてみる。


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 ド緊張地帯を抜け30分程走った後、「Welcom to Soweto」の看板が出現。貧困地域と言われる場所にいよいよ潜入。


 まずは、ソウェットを案内してくれる女性と落ち合うことになっているマンデラハウスを目指す。
 ミニバスは左に曲がって坂道を少し上がった場所で停まった。
 .....ここデスカ・・・。なんですかコレ?
 マンデラハウス前に降り立った瞬間全員アゴが外れてインポになった。
 ミニバス乗り場のド緊張感の後に待ち受けていたのは弛緩しきった「モロ観光地」。
 快適そうな観光バスが乗り入れ、白人が寒いのに半袖でアイスをペロペロ。カフェテリアではコーヒー片手にどうでもいい恋話をペラペラと花咲かせる金髪サングラス。どっかの遊園地となんも変わらん風景。

 別にソウェットの悲惨な生活を期待していたわけではないけど、ここまで観光地化した場所だとは想像していなかったし、何より3,4千円払ってココを訪れるツアーに参加している人達は暴動モンだろうね。


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 そこからソウェット内に住む家族宅に潜入。なにやらパーティ中のようで皆さん上機嫌で「私の写真を撮れ!」とせがんでくる。しかし、いい家住んでるなぁ。
 正直、ミニバスから見たソウェトの町並みよりも、都市間バスの車窓から見かける他都市郊外の貧困地域の方が今にも崩れそうな家に住んでいるように思えるが、、、でも、実際にそこに住む人のお宅訪問をさせてもらって、なかなかいい経験ですな。


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 ダウンタウンでは本当にド緊張したけど、「まぁ9人いるから大ジョブでしょ。」なんて人数が多いことで危険性は少ないと、どこか楽観視していた部分もあった。
 しかし、後日外務省情報で「ダウンタウンで9人の日本人グループが20人に襲われたので注意してください!」と聞いた時は正直大きいのを漏らしてしまった。



南アフリカの犯罪発生状況
('05年4月〜'06年3月の調べ〜地球の歩き方08-09より抜粋〜)

住居侵入   26万2535件
殺人      1万8545件
殺人未遂    2万0553件
レイプ゚、未遂 5万4926件
武装強盗   11万9726件

 南アフリカの人口が4790万人だから、延べ人数にしてなんと国民0.9人に一人が重大犯罪被害にあっているという計算に。。。

 当時よりは市内の警備体制も強化されていると思われる昨今。しかし、上記の数字も届けられている数であって、未届けのモノも十倍とは言わなくても、かなりの数があると思われる。
 延べ人数にして約46万人が重大犯罪の被害に遭う・・・ボーぜんとします。
 しかも、レイプ、未遂が5万件超えって....!!いくら「コンドーム着けましょう!」と声高に叫んだところで、HIV感染拡大は食い止められないのか。。。。

 

しかし、日本での南アに対する治安報道は煽り過ぎの感は否めないが、実際に犯罪多発都市なのは事実で、もう一度気を引き締めなおさなければと痛感した。

| South Africa | 19:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
チャ〜イナタウン♪
Wed.30.July @Chaina town ,Johannesburg


体調の底辺は脱したけど、まだまだ予断を許さない状況。
このまま「イーストゲート・バックパッカーズ」に戻ると、また寒さで風邪がぶり返しそうなのでイーストゲートに程近いチャイナタウンにある宿に泊まることにする。(こっちの方が少し高いが暖かくシャワーも熱いのが長く出る)



風邪引いて嘔吐するなんてムフフとはいい難い初体験もしちゃったけど、少しづつ食事も採れるようになってきた。お粥やうす塩鶏がら味の麺は、すんごく体に優しい。何というか、疲れた胃が「あぁ〜ぁ、すぅ〜」なんて温泉に浸かった時の気持ち良い声を発している感じ。


  ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


さて、今後はチャイナタウンで体力回復を図りながら、7/3にエリスパーク(ヨハネスブルグ)で行なわれる準々決勝スペインvsパラグアイを観戦した翌日に暖かなダーバンへ移動し、さらなる体力回復をしながら7/7の準決勝を観戦。そんで7/11の決勝ギリギリにまたヨハネスブルグに舞い戻る予定。

なにわともあれ、早く風邪治して体力回復しなきゃね。








| South Africa | 22:12 | comments(2) | trackbacks(0) |
It's All Over...
Tue.29.Jun.2010

決勝トーナメント1回戦
日本3−5パラグアイ
  (PK戦)



「グループリーグ3戦全敗もありえる」
そんな大会前の予想を大きく覆し、ベスト16という世界的にもサプライズをやってのけた日本代表。
全てを出し切ってよくやったという思いと、まだやれたんじゃないか、勝ちたかった、という悔しい思いが死力を尽くして戦い抜いた120分後のピッチとスタンドには漂っていた。

しかし、それは車に例えるとメーターに表れるガソリンは全て使い切って目的地(ベスト16)までは走り抜けることは出来たという、ある程度納得した気持ちの上に成り立っており、後はメーターには表れない僅かに残ったガソリンに想いを託すようなものであることは、誰の胸にも抱けるものであったと思う。

そうは言っても悔しい気持ちと、次の試合も行きたかったという強い気持ちに変わりはなく、スタンドではちらほらと涙が光った。勿論ピッチの選手たちにも光った。おっさんも泣きたかった。自然と涙が溢れてきていた。でも泣かなかった。
その涙は2014年ブラジルで勝ったときまでとっておくんだ。と、泣かなかった。


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この日は朝から起き上がることが出来ず、一緒にいたメンバーに食事や薬を買ってもらったり、濡れタオルを作ってもらったりと迷惑をかけました。特に運び屋さんには一生分の恩を頂いてしまった。

試合前にスタジアムまでの道をみんなと練り歩くことも出来ず、同じく体調を崩し高熱を出していたマサと二人タクシーで試合直前にスタジアム入り。
スタジアムに行ってからも、この数試合で知り合ったみなさんに蚊に刺されて腫れた目と、やつれた色白顔でいっぱい心配してもらった。

試合中は立って見ているのがやっとで大声で応援することも出来ず、試合前・ハーフタイムに「WAKA WAKA」で踊り狂うこともできず。
「でも今日頑張れば次の試合でまた騒げるから」そう最後の瞬間まで信じた120分。絶対勝てると信じていた120分。
次のステージに立ちたかった思いは色濃くおっさんの胸に残るし、最後に体調が悪くて騒ぎ切れなかった後悔はあるけど、一生懸命戦った日本代表のみなさんにはお疲れ様とありがとう伝えたい。


  ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

しかし、06年ジーコ体制解体の時にも書いたけど、今回の代表に関してサッカー協会にはきちんとした検証と反省をしてもらいたい。ベスト16という結果は出たけれど、サッカーの日本化という当初目指そうとしたサッカーではなかったし、強化方法も疑問が残る点が多々あった。
事実に対するアセスメントとそこから導き出された短期と中長期のプランニング、そのプランに対するモニタリングと定期的なアセスメントというループを継続していくことで、歴史を伴った強化となることをもう一度肝に銘じて、未来に繋げて欲しいと切に願う。







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