Sat.9.Sep.2006
朝焼けのサラエボに到着。ほんの十数年前ここは子供も老人も殺されてしまう戦場でした。この街にはその時の傷跡が銃跡や破壊された建物としてあちらこちらに残っている。悲しすぎます。

破壊された上部。しかし、1,2階部分では人々が生活しています。
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オリンピックスタジアムの横にある墓地。1992〜1995の数字が刻まれた数え切れない墓石。
民族も宗教も関係なく結婚し、そんな壁を何世代にもわたって越えて友好を深めてきた隣人達。それが突然「どちらか」かの側に立ち武器を取って憎みあう。
銃口を向けた人間とは「違う民族」、ただそれだけ。何も悪いことはしていないのに殺された人々。。。そんな悲劇の街。
僕的にはアウシュビッツより重たく、また泣いてしまいます。
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でも人々は明るく親切。道を尋ねると丁寧に教えてくれるし、街のことを聞けば一生懸命に「何か」を伝えてくれる。
何よりも子供達は元気いっぱい。黒髪ロン毛の東洋人に興味シンシンです。

サッカー少年達。

カメラを向けるとみんなおどけます。

「じゃんけん」は・・・流行ってんの??

石釜で手際よくパンを焼く職人さんたち。おっさんが外から見ていると「こっち来て見ろよ!」と中に入れ超至近距離で見学させてくれた。おまけに焼きたてのパンをくれたり!
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夜の街で見つけた動物。ハリネズミ?